有 価 証 券 報 告 書
(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事 業 年 度 自 平成25年4月1日
(第 34 期) 至 平成26年3月31日
ピー・シー・エー株式会社
東京都千代田区富士見一丁目2番21号
(E04894)
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1. 主要な経営指標等の推移 ……… 1
2. 沿革 ……… 3
3. 事業の内容 ……… 4
4. 関係会社の状況 ……… 5
5. 従業員の状況 ……… 5
第2 事業の状況 ……… 6
1. 業績等の概要 ……… 6
2. 生産、受注及び販売の状況 ……… 8
3. 対処すべき課題 ……… 9
4. 事業等のリスク ……… 9
5. 経営上の重要な契約等 ……… 10
6. 研究開発活動 ……… 10
7. 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 11
第3 設備の状況 ……… 13
1. 設備投資等の概要 ……… 13
2. 主要な設備の状況 ……… 13
3. 設備の新設、除却等の計画 ……… 14
第4 提出会社の状況 ……… 15
1. 株式等の状況 ……… 15
(1) 株式の総数等 ……… 15
(2) 新株予約権等の状況 ……… 15
(3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 ……… 15
(4) ライツプランの内容 ……… 15
(5) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……… 15
(6) 所有者別状況 ……… 15
(7) 大株主の状況 ……… 16
(8) 議決権の状況 ……… 16
(9) ストックオプション制度の内容 ……… 17
2. 自己株式の取得等の状況 ……… 17
3. 配当政策 ……… 18
4. 株価の推移 ……… 18
5. 役員の状況 ……… 19
6. コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 21
第5 経理の状況 ……… 25
1. 連結財務諸表等 ……… 26
(1) 連結財務諸表 ……… 26
(2) その他 ……… 48
2. 財務諸表等 ……… 49
(1) 財務諸表 ……… 49
(2) 主な資産及び負債の内容 ……… 57
(3) その他 ……… 57
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 58
第7 提出会社の参考情報 ……… 58
1. 提出会社の親会社等の情報 ……… 58
2. その他の参考情報 ……… 58
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 関東財務局長
【提出日】 平成26年6月26日
【事業年度】 第34期(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
【会社名】 ピー・シー・エー株式会社
【英訳名】 PCA CORPORATION
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 水谷 学
【本店の所在の場所】 東京都千代田区富士見一丁目2番21号
【電話番号】 03(5211)2711
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 佐藤 文昭
【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区富士見一丁目2番21号
【電話番号】 03(5211)2711
【事務連絡者氏名】 取締役管理本部長 佐藤 文昭
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次 第30期 第31期 第32期 第33期 第34期
決算年月 平成22年3月期 平成23年3月期 平成24年3月期 平成25年3月期 平成26年3月期 売上高 (千円) 5,867,481 6,166,687 6,805,488 7,550,603 10,474,591 経常利益 (千円) 797,887 724,006 501,454 383,879 1,138,580 当期純利益 (千円) 436,039 411,769 75,557 181,687 604,492 包括利益 (千円) - 383,640 112,974 252,410 753,546 純資産額 (千円) 11,007,007 11,180,868 11,088,727 11,125,700 11,662,978 総資産額 (千円) 13,832,621 14,292,318 14,373,757 14,849,955 16,775,275 1株当たり純資産額 (円) 1,591.12 1,616.36 1,600.78 1,604.94 1,683.70 1株当たり当期純利益 (円) 63.61 60.08 11.03 26.52 88.23 潜在株式調整後1株当たり
当期純利益
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 78.8 77.5 76.3 74.1 68.8
自己資本利益率 (%) 4.0 3.7 0.7 1.7 5.2
株価収益率 (倍) 12.5 16.1 89.3 40.7 13.9 営業活動によるキャッシ
ュ・フロー
(千円) 627,142 488,160 141,019 846,826 1,048,421 投資活動によるキャッシ
ュ・フロー
(千円) △405,238 △126,983 184,661 △406,982 △749,561 財務活動によるキャッシ
ュ・フロー
(千円) △206,765 △209,642 △204,702 △214,611 △216,276 現金及び現金同等物の期末
残高
(千円) 1,675,401 1,826,935 1,947,913 2,173,146 2,255,729 従業員数
(人)
325 342 368 384 414 [外、平均臨時雇用者数] (50) (50) (71) (77) (98) (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第30期及び第31期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在 しないため記載しておりません。
3.第32期から第34期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しており ません。
(2)提出会社の経営指標等
回次 第30期 第31期 第32期 第33期 第34期
決算年月 平成22年3月期 平成23年3月期 平成24年3月期 平成25年3月期 平成26年3月期 売上高 (千円) 5,432,131 5,866,608 6,251,266 6,885,067 9,693,019 経常利益 (千円) 702,167 752,273 381,684 235,970 917,618 当期純利益 (千円) 413,037 464,266 45,864 132,742 538,682 資本金 (千円) 890,400 890,400 890,400 890,400 890,400 発行済株式総数 (千株) 7,700 7,700 7,700 7,700 7,700 純資産額 (千円) 10,513,609 10,737,549 10,599,800 10,578,401 11,051,383 総資産額 (千円) 13,089,708 13,488,107 13,315,292 13,730,323 15,449,842 1株当たり純資産額 (円) 1,533.87 1,566.75 1,546.84 1,543.85 1,613.00 1株当たり配当額
(円)
30.00 31.00 31.00 31.00 41.00 (内1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益 (円) 60.25 67.74 6.69 19.37 78.62 潜在株式調整後1株当たり
当期純利益
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 80.3 79.6 79.6 77.0 71.5
自己資本利益率 (%) 4.0 4.4 0.4 1.3 4.9
株価収益率 (倍) 13.2 14.3 147.2 55.8 15.6 配当性向 (%) 49.8 45.8 463.4 160.0 52.1 従業員数
(人)
283 299 305 320 342 [外、平均臨時雇用者数] (43) (44) (61) (68) (85) (注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.第30期及び第31期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在 しないため記載しておりません。
3.第32期から第34期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しており ません。
4.第34期の1株当たり配当額は、記念配当10円00銭を含んでおります。
2【沿革】
年月 事業内容
昭和55年8月 東京都渋谷区渋谷三丁目15番5号に公認会計士の有志でピー・シー・エー株式会社(資本金 400万円)を設立
昭和58年4月 本社を東京都新宿区西新宿七丁目7番33号に移転 昭和61年4月 大阪営業所を大阪府大阪市東区南久宝寺町に開設 昭和62年12月 本社を東京都新宿区西新宿七丁目16番6号に移転
昭和63年4月 株式会社ケーイーシーを当社ソフトの導入指導及び広告代理店業を目的として、資本金1千万 円で設立
平成元年3月 ピーシーエー販売株式会社を当社ソフトの直販を目的として、資本金1千万円で設立
平成元年9月 システム企画室を創設。将来の新しいOS、機器等の新技術研究を主な業務とし、OS/2の 財務会計ソフト開発に着手
平成元年11月 福岡県福岡市博多区博多駅東に九州営業所を開設 平成2年1月 山梨県甲府市中央にシステム部門甲府分室を開設 平成3年8月 九州営業所を福岡県福岡市博多区博多駅前に移転
平成3年9月 株式会社ケーイーシーの本店所在地を大阪府大阪市中央区に移転
〃 東京都新宿区に株式会社ケーイーシーの東京支店を開設
〃 福岡県福岡市博多区に株式会社ケーイーシーの九州支店を開設
平成4年3月 山梨県中巨摩郡竜王町(現 甲斐市竜王新町)に「山梨テクノセンター」を建設し、システム 部門甲府分室を移転
平成6年3月 日本証券業協会に株式を店頭登録
平成6年7月 広島県広島市南区金屋町に広島営業所を開設
平成6年8月 本社社屋購入に伴い、本社所在地を東京都千代田区富士見一丁目2番21号に移転
〃 株式会社ケーイーシーの東京支店を東京都千代田区に移転 平成7年8月 北海道札幌市中央区北四条に札幌営業所を開設
平成8年10月 広島営業所を閉鎖、岡山県岡山市富田町に中四国営業所を開設 平成9年4月 ピーシーエー販売株式会社を吸収合併
平成9年6月 広島県広島市南区大須賀町に広島営業所を開設 平成10年2月 宮城県仙台市青葉区本町に仙台営業所を開設
平成10年10月 PCA大阪ビル購入に伴い、大阪営業所を大阪市中央区船越町に移転 平成12年2月 広島営業所を広島県広島市中区本川町へ移転
〃 千葉県千葉市中央区新宿に千葉営業所を開設
〃 神奈川県横浜市中区吉田町に横浜営業所を開設
〃 東京証券取引所市場第二部上場
平成12年3月 埼玉県大宮市(現 さいたま市大宮区)桜木町に大宮営業所を開設 平成12年5月 東京営業所・大阪営業所をそれぞれ東京支店・大阪支店として登記 平成13年4月 大宮営業所を「関東営業所」に呼称変更
平成13年7月 中四国営業所を岡山県岡山市駅前町に移転 平成13年9月 千葉営業所を東京支店に統合し閉鎖
平成15年12月 札幌営業所を北海道札幌市中央区北5条に移転 平成17年5月 仙台営業所を宮城県仙台市青葉区中央に移転 平成17年6月 広島営業所を広島県広島市中区基町に移転
平成17年12月 関東営業所を埼玉県さいたま市桜木町(同町内)に移転 平成18年8月 札幌ラボを北海道札幌市中央区北5条に開設
平成20年5月 九州営業所並びに株式会社ケーイーシーの九州支店を福岡県福岡市博多区博多駅東に移転 平成20年10月 株式会社マックスシステムを当社子会社化
平成21年7月 株式会社ケーイーシーの東京支店を本社とし、旧本社を大阪支店と改称 平成22年12月 中部営業部を新設し、愛知県名古屋市中区丸の内に名古屋支店を開設 平成22年12月 石川県金沢市広岡に北陸営業所を開設
平成23年5月 静岡県静岡市駿河区南町に静岡営業所を開設
平成23年5月 エル・エス・アイジャパン株式会社の就業管理システム部門の事業譲渡を受け、当該事業委託
年月 事業内容 平成25年5月
平成25年6月 平成25年6月
クロノス株式会社の東京本社を東京都新宿区に移転
関東営業所を埼玉県さいたま市大宮区桜木町(同町内)に移転
株式会社ケーイーシーの東京支店を東京都千代田区富士見一丁目2番21号に移転
3【事業の内容】
(1)当社グループ(当社及び当社の関係会社)は当社、子会社3社で構成されており、「一般企業向け」、「非営利 向け」、「メディカル」、「クラウド」の4つのセグメント事業を行っております。主な事業の内容は次のとお りであります。
1「一般企業向け」は、中堅中小規模の企業一般に向けたソフトウエア販売及び統合型基幹業務ソフトである「PCA Dream21」の販売等を中心とした事業を営んでおります。
2「非営利向け」は、公益法人、社会福祉法人等の非営利法人に対するソフトウエア販売を中心とした事業を営ん でおります。
3「メディカル」は、子会社である㈱マックスシステムと共同し、医療機関向け医療情報システムに関する事業を 営んでおります。
4「クラウド」は、インターネット上で業務アプリケーション等を自由に活用する方式である「クラウド」の一形 態であるサービス型ソフトウエア「SaaS」に関する事業を営んでおります。
また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連 結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
また、当社グループの事業分野・事業形態別の事業の内容は以下の通りであり、全セグメントに関連しており ます。
A.コンピュータソフトウエアの開発、製造及び販売 B.コンピュータソフトウエアの保守サービス C.コンピュータソフトウエアの導入指導 D.広告代理業
(2)各事業を構成している連結財務諸表提出会社(以下提出会社という)、連結子会社の当該事業における位置づけ は、次のとおりであります。
A事業は提出会社及び連結子会社である㈱マックスシステムとクロノス㈱が営んでおり、連結子会社である㈱ケ ーイーシーは製品の販売を分担して当事業に携わっております。
B事業は提出会社及び連結子会社である㈱マックスシステムとクロノス㈱が営んでおります。
C事業は提出会社が営んでおり連結子会社である㈱ケーイーシーは製品の導入指導を分担して、当事業に携わっ ております。
D事業は連結子会社である㈱ケーイーシーが独自に営んでおります。
以上に述べた事項の概要図は次のとおりであります。 事業分野
事業形態
A B C D
コンピュータ ソフトウエア 開発業務
コンピュータ ソフトウエア 製造業務
コンピュータ ソフトウエア 販売業務
コンピュータソ フトウエア保守 サービス業務
コンピュータソ フトウエア導入 指導
広告代理業
開発・製造 及び販売
(提出会社)ピー・シー・エー㈱(全セグメント事業に関連)
※1 ㈱マックスシステム(メディカル事業に関連)
※1 クロノス㈱(一般企業向け事業に関連)
販売・サービ ス他
※1 ㈱ケーイー シー
(全セグメント事 業に関連)
※1 ㈱ケーイーシー
(全セグメント事業に関連)
※1.連結子会社
システムズ・デザイン㈱は、実質的な影響力がなくなり、関連会社ではなくなったため、平成25年6月26日より 持分法適用関連会社から除外しております。
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金
(千円)
事業内容
議決権の所 有割合(%)
関係内容
連結子会社
㈱ケーイーシー
東京都 千代田区
10,000
PCAソフトのインスト ラクターによる導入指 導、広告代理業
業務用ソフトの販売(全 セグメント事業に関連)
100.0
当社製品の導入指導の受 託及び広告の受注
連結子会社
㈱マックスシステム
東京都 品川区
14,000
医療事務用コンピュータ ソフトウェアの開発及び 販売(メディカル事業に 関連)
80.0 役員の兼任 1名
連結子会社 クロノス㈱
東京都 新宿区
50,000
就業管理システムの開発 及び販売(一般企業向け 事業に関連)
80.0 役員の兼任 1名
(注)1.株式会社ケーイーシーは特定子会社に該当します。
2.上記子会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100 分の10以下であるため主要な損益情報等の記載を省略しております。
3.システムズ・デザイン株式会社は、実質的な影響力がなくなり、関連会社ではなくなったため、平成25年6 月26日より持分法適用関連会社から除外しております。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成26年3月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
一般企業向け事業 24(0)
メディカル事業 24(1)
クラウド事業 5(0)
全セグメントに係る事業 361(97)
合計 414(98)
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数の年間平均雇用人員は( )に外数で記載しております。 2.当社グループは、セグメント別の独立した組織を設置していないため、専属者についてのみ「全セグメント
に係る事業」と区分して記載しております。
(2)提出会社の状況
平成26年3月31日現在
従業員数 平均年令 平均勤続年数 平均年間給与
342人(85) 36才8ヶ月 11年4ヶ月 6,291,511円
セグメントの名称 従業員数(人)
一般企業向け事業 24(0)
メディカル事業 8(0)
クラウド事業 5(0)
全セグメントに係る事業 305(85)
合計 342(85)
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数の年間平均雇用人員は( )に外数で記載しております。 2.平均年間給与には、基準外賃金及び賞与が含まれております。
3.当社は、セグメント別の独立した組織を設置していないため、専属者についてのみ「全セグメントに係る事 業」と区分して記載しております。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
当連結会計年度における我が国の経済状況は、デフレ脱却のためのいくつもの施策が功を奏し、自動車や土木建 設など主要業種から目覚ましい回復を遂げ、景気は回復基調に向かっています。各企業の業績回復に伴い、雇用状 況が改善され、労働者の賃金は上昇基調になってきました。日銀短観の発表では、都市部だけではなく地方経済も 順調に回復に向かっているとの報告がされています。4月以降消費税改正による消費の落ち込みが予想されます が、全般的には日本経済は順調に成長軌道に乗るものと思われます。
情報サービス産業においては、「WindowsXPサポート終了特需」と「消費税改正特需」があり、業界各社はその 恩恵に預かり大きく業績を伸ばしました。日本国内で1,400万台といわれるWindowsXP搭載PC(以下XP PC)は、イ ンターネット時代のセキュリティの脆弱性を指摘され、大企業を中心に多くの企業にPCの買い替え需要が発生しま した。ハードウエア出荷台数をみると、企業ベースでは多くのPCリプレイスが行われましたが、一般ユーザーベー スではタブレット型端末、スマートフォンにシフトした感があります。ただし全てのXP PCがリプレイスされたわ けではなく、市場には尚400~600万台のXP PCがあると言われ、現進行期においても底堅いリプレイス需要が見込 まれます。「消費税改正特需」は業務ソフトベンダーのみならず、受託型ソフトベンダーにも大きな恩恵を与え、 市場ではエンジニア不足という現象まで現われました。このような中、今後2年間は10%消費税改正も控えてお り、IT業界は更に成長を加速する時期に向かうと予想されます。
当該期間における当社グループの業績については、「消費税改正特需」でバージョンアップ出荷額は当初予想を 超え、前年比倍増の伸長率を見せ、これに加えて新規製品の出荷額が前年比5割増と大幅に伸びました。前出の
「WindowsXPサポート終了特需」との相乗効果により、製品出荷が大幅に伸びたことが今期の特徴です。 クラウドサービスの「PCAクラウド」も前年比大幅増となり、業績に貢献できるレベルまで成長しました。サー ビス品質も一段と強化され、SLA(=サービス品質保証制度)の強化だけではなく、内部統制の評価基準である
「SSAE16/ISAE3402」に準拠した「Type2報告書」を取得しました。
また「DR(ディザスターリカバリー=自然災害等で被害を受けたシステムの復旧・修復)」によるデータの安全 性を一段と強化しました。販売方法も多様化され、月額課金の「イニシャル0プラン」に加え月額料金を1年、3 年、5年のパックにした「プリペイドプラン」が前年比3倍増を超えるレベルまで達しました。
それに加えてストックビジネスの中核である「保守契約」売上のベースとなる保守契約率も飛躍的に上がり、ア クチュアル(=実利用)ユーザー数も大幅に増加しました。導入指導、システムインストールサービスの「ユース ウエア」売上も含めて、「消費税改正特需」の恩恵を受けて業績に大きく貢献しました。当社グループ製品群を補 完する「ソリューション製品」売上も、景気回復とともに旺盛なIT投資意欲に後押しされ、業績に大きく貢献しま した。
またPCAブランドの再強化を図るべく開始した「TV-CM」は3年目を迎えますが、5月連休、8月盆休み期間、年 末年始の期間に集中的に投入しました。「TV-CM」投入効果は当初の思惑通りブランド認知度の高まりで、製品、 バージョンアップ売上に大きく影響したものと思われます。現進行期においても「TV-CM」の投入は継続し、顧客 層に向けたPCAブランドのアピールを図ってまいります。
連結対象会社である株式会社ケーイーシーは、当社製品の導入指導、運用保守、ネットワーク環境構築等の事業 を主体としており、今期は顕著に売上を伸ばし、当社グループの連結業績に寄与しております。連結対象会社であ る株式会社マックスシステムは「医療情報システム」ベンダーであり、医事会計(レセプトシステム)、電子カル テ、オーダリングシステム等医療系基幹システムの開発・販売を行っており、これも当社グループの連結業績に寄 与しております。クロノス株式会社は、就業管理システムおよびタイムレコーダーの開発・販売を行っており、こ れも当社グループの連結業績に寄与しております。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高10,474百万円(前期比38.7%増)、営業利益1,110百万円(前期比 213.1%増)、経常利益1,138百万円(前期比196.6%増)、当期純利益604百万円(前期比232.7%増)となりまし た。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①「一般企業向け」
中堅中小規模の企業一般に向けたソフトウエア販売等を主とする一般企業向け事業につきましては、売上高 は8,329百万円(前期比40.6%増)、セグメント利益は2,156百万円(前期比84.3%増)となりました。
②「非営利向け」
公益法人、社会福祉法人等の非営利法人に対するソフトウエア販売を中心とした非営利向け事業につきまし ては、売上高は1,085百万円(前期比29.4%増)、セグメント利益は530百万円(前期比10.9%増)となりました。
③「メディカル」
子会社である株式会社マックスシステムと共同して営む、医療機関向け医療情報システムに関するメディカ ル事業につきましては、売上高は610百万円(前期比21.1%増)、セグメント損失は91百万円(前期は41百万円のセ グメント損失)となりました。
④「クラウド」
インターネット上で業務アプリケーション等を自由に活用する方式である「クラウド」の一形態であるサー ビス型ソフトウエア「SaaS」に関するクラウド事業につきましては、売上高は505百万円(前年比52.4%増)、セグ メント利益は33百万円(前期は37百万円のセグメント損失)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ82百万円 増加(前連結会計年度は225百万円の増加)し、2,255百万円となりました。
なお、当連結会計年度における各活動によるキャッシュ・フローの状況とそれらの主な増減要因は以下のとおり であります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,048百万円(前連結会計年度は846百万円の収入)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益が1,135百万円計上されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、749百万円(前連結会計年度は406百万円の支出)となりました。 これは主に、有形・無形固定資産の取得による支出812百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、216百万円(前連結会計年度は214百万円の支出)となりました。 これは主に、株主に対する配当金の支払額212百万円によるものであります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
前年同期比(%)
一般企業向け(千円) 3,946,627 184.3
非営利向け(千円) 362,333 163.4
メディカル(千円) 260,402 104.6
クラウド(千円) 249,577 407.4
合計(千円) 4,818,940 -
(注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)受注の状況
受注実績の金額と販売実績の金額の差額は僅少であるため、記載を省略しております。
(3)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
前年同期比(%)
一般企業向け(千円) 8,274,072 140.8
非営利向け(千円) 1,085,198 129.4
メディカル(千円) 610,313 121.1
クラウド(千円) 505,006 152.4
合計(千円) 10,474,591 -
(注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおり であります。
相手先
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
株式会社リコー
金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 1,155,549 15.3 1,963,685 18.7 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3【対処すべき課題】
当社グループの対処すべき課題として、まず第一に、既存パッケージソフト市場における製品売上進捗の停滞感へ の対応が挙げられます。
これは、パソコン1台での利用を前提としたスタンドアロン製品を中心として、市場での充足感が高まってきたこ とから新規製品販売の勢いが落ちてきたものであります。
当連結会計年度におきましては、17年ぶりの消費税改正の影響で、新規製品販売は大変好調でありましたが、これ は一時的なものであり、根本的な改善が依然必要と認識しております。
当社では、この課題に対処するために、近年いくつかの施策を打ってまいりました。とりわけ、パッケージによる ソフト販売から、クラウド(=インターネット上で業務アプリケーションなどを自由に活用すること)サービス型の ソフト提供へという新たな潮流を捉え、サーバー管理等が不要で中小企業においても利用し易いクラウドサービス形 態であるSaaS(サース=サービス型ソフトウエア)のサービスを、平成20年度第1四半期より競合他社に先駆け開始 いたしました。当社の主要顧客層である中小企業においてもクラウドへの認知度が年々高まっており、当連結会計年 度のクラウド売上は5億円程となり、増収の勢いは継続しております。今後ともクラウドサービスのラインアップを 拡充し、ビジネスを加速させる所存でございます。
また、業種特化製品の拡充を推進しております。従前より、公益法人会計等、業種特化した多彩な財務会計システ ムの販売により高い評価をいただいてまいりましたが、この分野での新たな取り組みとして、平成21年に「メディカ ルソリューション事業部」を設置し、先に子会社化した「株式会社マックスシステム」と共同し、医療分野向け製品 を投入しております。新規分野ゆえ、市場への浸透には、なお時間がかかるものと思われますが、当社グループの総 力を挙げて果敢に挑戦しております。
一方、売上全体の底上げを図るためには、エンドユーザー様レベルでの当社製品群に対する知名度の向上が不可欠 であると認識しており、「TV-CM」等、継続して市場への訴求効果の期待できる施策を実施しております。当初目標 の2年間が過ぎ、知名度向上の効果がでているものとの調査結果を得ております。
開発部門においては、「マルチデバイス対応」をスマートデバイスオプションとして平成24年12月から提供を開始 し、販売管理、財務会計の2製品をリリースいたしました。今後とも拡充する予定です。
平成27年10月予定の10%消費税改正に向けて、サポート体制のさらなる強化が急務となっております。コールセン ターを1か所追加し、体制強化を予定しております。
今後もこれらの諸施策を進めることで、成長性を確保すべく邁進する所存でございます。
4【事業等のリスク】
当社グループの事業等のリスクとして、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスク要因事項につきま しては、以下のようなものがあります。
また、以下の当該文中における将来に関する事象は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したもの であり、発生可能性については不確定性がともないます。
なお、以下の当該事業等のリスクは、すべての事業活動上または投資判断上のリスクを網羅しているものではあり ませんので、ご留意ください。
(1)競合等により収益が圧迫される可能性について
近年、業務用パッケージソフトウェア市場における店頭販売製品においては、価格破壊ともいえる低価格競争 が急激に進んでおります。
このような状況のもと、当社グループにおいては、売上高に占める店頭販売製品の比率はかなり低いものの、 低価格製品との競合により、当該店頭販売製品の収益を圧迫するリスクが考えられます。
(2)特定の取引先・製品・技術等への依存度について
特定の取引先に関して、当社グループでは、人件費の固定化防止等の観点から、ソフトウェア製品の開発及び 製造とコールセンターによるユーザーサポート業務において比較的高い依存度で、システムズ・デザイン(株)に 業務委託しております。
従いまして、業務委託先企業の経営活動によっては、製品の出荷の遅れやユーザーサポート業務に支障をきた す等によるユーザーの信用力低下などのリスクが考えられます。
(3)クラウド事業におけるリスクについて
当社におけるクラウド事業であるSaaSにおいては、トラブルによるサービス停止が長時間にわたる等の支障に より、ユーザーからの信頼を失うリスクが考えられます。このリスクを低減する為、当社では、データセンター
(4)重要な訴訟事件等について
当社グループでは、当連結会計年度末現在、重要な訴訟事件等に該当するものはございません。しかしながら、将 来において、第三者から、ソフトウェア製品における特許権をはじめ、著作権、商標権等の知的財産権の侵害を理由 として、また、取引先から当社グループに起因する過失等による契約違反を理由として、損害賠償等の訴訟のリスク はあるものと考えられます。
5【経営上の重要な契約等】
業務委託契約
相手方の名称 国名 契約品目 契約の内容 契約期間
ナゴヤピーシーエー㈱ 日本
ソフトウエアプロダク ト(商魂、商管)
当社は、契約品目の製品開発の 業務を委託する
平成22年11月1日から 平成32年10月31日まで
6【研究開発活動】
当社グループは、業務用に特化したパッケージソフトを開発しており、最新OS・最新ネットワーク技術・最新コン ポーネント技術等、最先端のデザインを採用している点に特色があります。
現在の研究開発は、仮想化技術による第二世代製品の開発、電子文書管理、当社グループのクラウドサービスの中 心となる「PCAクラウド」をより進化した形でサービス提供を実施するため、スマートデバイスへの対応、Web APIの 実現を中心に活動しております。
詳しい研究開発活動は、以下のとおりであります。
①仮想化技術による第二世代製品の開発
クラウドコンピューティングと呼ばれる、インターネットを基本にした新しいコンピュータの利用形態に注目が 集まっており、IT資産の「所有」から「利用」への移行が進みつつあります。当社は他社に先駆けて、既存のネッ トワーク製品と同様の性能を保持するSaaS型サービスの運用に成功しました。顧客の満足度を向上させるべく、対 応製品のラインアップを増やし、さらに大規模運用でも良好な処理速度が確保されるサービスの開発を進め、デス クトップ版と融合し業務システム間の連携をより円滑にする新たな製品、およびスマートデバイスに対応した製品 の開発を研究してまいります。
②電子文書管理
e文書法の施行に合わせ、電子保存した請求書、領収書などの文書を財務会計の証憑として添付、閲覧する機能 を他社に先駆けていち早く搭載しております。その対応を他の業務用アプリケーションにも枠を広げて電子文書を アプリケーション間で共有でき、電子文書自体は機密性、閲覧性、可用性が確保され、より効率的な業務運営を推 進します。また、申請・承認を電子化したワークフローシステムとの連携を強化し、ペーパーレス化、事務作業の 迅速化、ならびに内部統制の強化を図ったアプリケーション開発をしてまいります。
③スマートデバイスへの対応
スマートデバイスと総称されるスマートフォンやタブレット端末などの情報処理端末が、インターネット接続に 用いるデバイスとして登場し、個人での利用から企業において業務に活用する動きが出ています。
当社のクラウドサービス「PCAクラウド」もサービス開始から6年が経過し、新たなサービスの形としてiPadや iPhoneから「PCAクラウド」に接続できる「PCAクラウド スマートデバイスオプション」を開発しました。
④Web APIの開発
当社のクラウドサービス「PCAクラウド」をお客様のニーズに合わせた機能拡張や帳票出力を行うためのカスタ マイズを可能にする「PCAクラウドAPI」を開発しました。
また、「PCAクラウドAPI」を利用することにより、「PCAクラウド」と他社システムとの連携がスムーズに行え るようになったため、PCA Xシリーズを中心としたシステムインテグレーションが実現できるようになりました。 今後は、他社クラウドサービスとも連携して、より付加価値の高い業務ソリューションをご提供できるように、 Web APIの研究開発をしてまいります。
当連結会計年度の研究開発費の総額は282,382千円であります。
なお、当社グループでの研究開発活動は全セグメントにわたり行っているため、研究開発費の金額についての報 告セグメントごとの記載はしておりません。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
有価証券報告書に記載しております事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を 及ぼす可能性のある事項につきましては、以下のようなものがあります。
なお、当該文中における予想、見込み等の将来に関する事象は、有価証券報告書提出日(平成26年6月26日)現在 において当社グループが判断したものであり、今後様々な要因により実際の結果と異なる可能性があります。
(1)財政状態の分析
①資産・負債の状況の分析等
(資産の状況)
当連結会計年度末における総資産の残高は、16,775百万円(前連結会計年度末は14,849百万円)となり、1,925百 万円の増加となりました。
流動資産においては、1,529百万円(前連結会計年度末8,862百万円から当連結会計年度末10,391百万円へ)の増加 となりました。これは主に受取手形及び売掛金が1,224百万円増加したことによるものであります。
固定資産においては、395百万円(同5,987百万円から同6,383百万円へ)の増加となりました。これは主に、投資 有価証券の時価が向上し、228百万円増加したことによるものであります。
(負債の状況)
当連結会計年度末における負債の残高は、5,112百万円(前連結会計年度末は3,724百万円)となり、1,388百万円 の増加となりました。
流動負債においては、1,233百万円(前連結会計年度末2,621百万円から当連結会計年度末3,855百万円へ)の増加 となりました。これは主に未払法人税等が476百万円、前受収益が304百万円増加したことによるものであります。
固定負債においては、154百万円(同1,102百万円から同1,256百万円へ)の増加となりました。これは主に退職給 付引当金及び退職給付に係る負債の純額が64百万円、長期前受収益が88百万円増加したことによるものであります。
②資本の財源及び資金の流動性にかかわる情報等
(純資産の状況)
当連結会計年度末における純資産の残高は、11,662百万円(前連結会計年度末は11,125百万円)となり、537百万 円の増加となりました。これは主に、経営活動により獲得した利益を源泉とする利益剰余金が392百万円(前連結会 計年度末9,197百万円から当連結会計年度末9,589百万円へ)、その他有価証券評価差額金が147百万円増加したこと によるものであります。
(キャッシュ・フロー)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ82百万円増加(前連結会計年度は225 百万円の増加)し、2,255百万円となりました。また、流動比率が270%(流動資産10,391百万円÷流動負債3,855百 万円)となっており、十分な流動性を確保しているものと認識しております。
(2)経営成績の分析
①経営成績の分析等
(売上総利益)
当連結会計年度における売上高は10,474百万円(前年同期比38.7%増)となり、売上総利益は6,601百万円(同 38.4%増)となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は1,110百万円(同213.1%増)となりました。これは、人員増加に伴う人件費や 広告宣伝費が増加しましたが、それを大幅に上回る売上高、売上総利益を獲得できたことによるものであります。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、1,138百万円(同196.6%増)となりました。これは主に、営業利益の増加に よるものであります。
(当期純利益)
当連結会計年度における当期純利益は、604百万円(同232.7%増)となりました。これは主に、経常利益の増加に よるものであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因についての分析
(外部環境要因)
当社グループは、一般企業向け業務用パッケージソフトウェアの製造、開発及び販売を事業の主な収益源としてお ります。
業務用パッケージソフトウェア市場においては、会計基準の変更、税法等の改正及び各種制度の改正などによっ て、ソフトウェアの更新需要が大きく変動する傾向があり、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼすことが考 えられます。
(内部環境要因)
当社グループでは、パッケージソフトウェアの製品開発において、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審 議会 平成10年3月13日)に基づき費用配分の会計処理をしております。
当社グループにおける製品開発については、既存のソフトウェアに新しい機能等を付加した、いわゆるアップグレ ード版のソフトウェアの開発もおこなっており、そのような場合には、次期以降の収益との対応を図る観点から、無 形固定資産に資産計上しております。
従いまして製品開発の状況によっては、当期の費用になるものと、資産計上をしてから次期以降の費用になるもの との金額の変動により、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼすことが考えられます。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
特記事項はありません。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社(全セグメントに関連)
平成26年3月31日現在
事業所名
(所在地名)
設備の内容及び 利用目的
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び構
築物
(千円)
車両運搬具
(千円)
土地
(千円)
(面積㎡)
その他
(千円)
合計
(千円)
本社・東京支店・東京開発 (東京都千代田区)
全社統括業務 ソフトウエアの開発 商品・製品の販売 顧客のサービス
824,192 -
1,868,500 (701.94)
54,197 2,746,889
179 (27)
札幌営業所・札幌ラボ (札幌市中央区)
商品・製品の販売 ソフトウエアの開発
13,018 0
- (-)
15,997 29,016
44 (29) 仙台営業所
(仙台市青葉区)
商品・製品の販売 1,345 145
- (-)
1,015 2,506
6 (1)
関東営業所 (さいたま市大宮区)
商品・製品の販売 11,635 -
- (-)
2,251 13,887
14 (1) 横浜営業所
(横浜市西区)
商品・製品の販売 7,776 -
(-)
1,241 9,018
4 (1)
静岡営業所 (静岡市駿河区)
商品・製品の販売 5,638 279
(-)
245 6,163
3 (1) 名古屋支店
(名古屋市中区)
商品・製品の販売 8,098 1,917
(-)
637 10,653
13 (0)
北陸営業所 (石川県金沢市)
商品・製品の販売 6,143 550
(-)
2,054 8,748
3 (1) 大阪支店
(大阪市中央区)
商品・製品の販売 170,353 -
206,901 (225.88)
1,174 378,428
38 (4)
九州営業所 (福岡市博多区)
商品・製品の販売 2,941 1,997
- (-)
4,356 9,295
10 (1) 中四国営業所
(岡山市北区)
商品・製品の販売 7,065 868
- (-)
2,818 10,752
4 (1)
広島営業所 (広島市中区)
商品・製品の販売 1,185 1,111
- (-)
273 2,569
4 (1) 山梨テクノセンター
(山梨県甲斐市)
ソフトウエアの開発 147,217 -
503,269 (9,488.74)
19,884 670,371
20 (17)
その他
(神奈川県相模原市南区)
社員寮 181,723 -
187,589 (382.12)
- 369,312
-
合計 - 1,388,337 6,870
2,766,259 (10,798.68)
106,147 4,267,614
342 (85)
(2)国内子会社
株式会社ケーイーシー(全セグメントに関連) 平成26年3月31日現在
事業所名
(所在地名)
設備の内容及び利用目的
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び構
築物
(千円)
車両運搬具
(千円)
土地
(千円)
(面積㎡)
その他
(千円)
合計
(千円)
本社
(東京都千代田区)
導入指導及び商品・製品 の販売
- -
- (-)
823 823
17 (4)
大阪事業所 (大阪市中央区)
導入指導及び商品・製品 の販売
77 -
- (-)
142 219
8 (6)
九州事業所 (福岡市博多区)
導入指導及び商品・製品 の販売
- -
- (-)
- -
2 (1)
名古屋事業所 (名古屋市中区)
導入指導及び商品・製品 の販売
- -
- (-)
- -
2 (1)
合計 - 77 -
- (-)
965 1,043
29 (12)
株式会社マックスシステム(メディカル事業に関連) 平成26年3月31日現在
事業所名
(所在地名)
設備の内容及び利用目的
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び構
築物
(千円)
車両運搬具
(千円)
土地
(千円)
(面積㎡)
その他
(千円)
合計
(千円)
東京本社
(東京都品川区)
医療用システムの開発・ 製品販売
9,841 -
28,165 (16.58)
1,370 39,376
11 (1)
関西支社
(大阪府大阪市)
医療用システムの開発・ 製品販売
478 -
- (-)
209 688
5 (0)
合計 - 10,320 -
28,165 (16.58)
1,579 40,064
16 (1)
クロノス株式会社(一般企業向け事業に関連) 平成26年3月31日現在
事業所名
(所在地名)
設備の内容及び利用目的
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び構
築物
(千円)
車両運搬具
(千円)
土地
(千円)
(面積㎡)
その他
(千円)
合計
(千円)
東京本社
(東京都新宿区)
就業管理システムの開 発・製品販売
9,398 -
- (-)
5,238 14,636
21 (0)
大阪営業所
(大阪市北区)
就業管理システムの開 発・製品販売
1,056 -
- (-)
297 1,353
4 (0)
名古屋営業所
(名古屋市中区)
就業管理システムの開 発・製品販売
773 -
- (-)
807 1,581
1 (0)
福岡営業所
(福岡市博多区)
就業管理システムの開 発・製品販売
588 -
- (-)
328 916
2 (0)
合計 - 11,816 -
- (-)
6,671 18,487
28 (0)
(3)在外子会社
該当事項はありません。
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。 2.建物のうち一部を賃借しており、賃借料は、177,101千円であります。
3.従業員数の( )内は臨時雇用者数の期末雇用人員であり、外書で表示しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
特記事項はありません。
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 23,695,000
計 23,695,000
②【発行済株式】
種類
事業年度末現在発行数
(株) (平成26年3月31日)
提出日現在発行数
(株) (平成26年6月26日)
上場金融商品取引所名又 は登録認可金融商品取引 業協会名
内容
普通株式 7,700,000 7,700,000
東京証券取引所 市場第二部
単元株式数 100株
計 7,700,000 7,700,000 - -
(2)【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】 該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】 該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式総 数増減数
(株)
発行済株式総 数残高(株)
資本金増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金増 減額
(千円)
資本準備金残 高(千円) 平成13年7月19日
(注)
△100,000 7,700,000 - 890,400 - 1,919,120
(注)利益による自己株式の消却
(6)【所有者別状況】
平成26年3月31日現在
区分
株式の状況(1単元の株式数100株)
単元未満株 式の状況
(株) 政府及び地
方公共団体
金融機関
金融商品取 引業者
その他の法 人
外国法人等
個人その他 計
個人以外 個人
株主数(人) - 6 13 37 18 2 5,073 5,149 -
所有株式数(単元) - 3,558 107 7,850 3,955 8 61,508 76,986 1,400
所有株式数の割合
(%)
- 4.62 0.14 10.20 5.14 0.01 79.89 100 -
(注)自己株式848,566株は「個人その他」に8,485単元及び「単元未満株式の状況」に66株含めて記載しております。
(7)【大株主の状況】
平成26年3月31日現在
氏名又は名称 住所
所有株式数
(千株)
発行株式総数に 対する所有株式 数の割合(%)
川島 正夫 東京都練馬区 2,935 38.12
ピー・シー・エー株式会社 東京都千代田区富士見1-2-21 848 11.02
和田 弘子 東京都千代田区 358 4.65
ステートストリートバンクア ンドトラストカンパニー
(常任代理人 みずほ銀行決 済営業部)
P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS. 02101 U.S.A
(東京都中央区月島4-16-13)
268 3.48
株式会社オービックビジネス コンサルタント
東京都新宿区西新宿6-8-1 254 3.30
和田 成史 東京都千代田区 181 2.35
株式会社みずほ銀行
(常任代理人 資産管理サー ビス信託銀行株式会社)
東京都千代田区丸の内1-3-3 121 1.57 ピー・シー・エー従業員持株
会
東京都千代田区富士見1-2-21 119 1.54 日本トラスティ・サービス信
託銀行株式会社(信託口)
東京都中央区晴海1-8-11 114 1.48
株式会社ロジックシステムズ 東京都新宿区歌舞伎町2-42-11 114 1.48
計 - 5,315 69.03
(注)1.上記信託銀行の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は、以下のとおりであります。 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社114千株
2.和田成史氏、和田弘子氏、セントラルビル管理株式会社から、平成23年3月18日付で連名で提出された大量 保有報告書と、その変更報告書により、平成22年6月4日現在、当該連名者が、622,700株(保有割合 8.09%)を保有している旨の報告を受けております。当社として当事業年度末における当該連名者の実質所 有株式数を確認したところ、624,900株(保有割合9.12%)となっております。
(8)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成26年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 848,500 - -
完全議決権株式(その他) 普通株式 6,850,100 68,501 -
単元未満株式 普通株式 1,400 -
1単元(100株)未満の株式 (注2)
発行済株式総数 7,700,000 - -
総株主の議決権 - 68,501 -
(注)1.単元未満株式数に、自己株式66株を含んでおります。
2.平成25年10月1日をもって単元株式を500株から100株へ変更致しました。
②【自己株式等】
平成26年3月31日現在
所有者の氏名又は名称 所有者の住所
自己名義所有 株式数(株)
他人名義所有 株式数(株)
所有株式数の 合計(株)
発行済株式総数 に対する所有株 式数の割合
(%) ピー・シー・エー㈱
東京都千代田区富士 見1-2-21
848,500 - 848,500 11.02
計 - 848,500 - 848,500 11.02
(9)【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 534 552,700
当期間における取得自己株式 - -
(注)当期間における取得自己株式には、平成26年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り による株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
区分
当事業年度 当期間
株式数(株)
処分価額の総額
(円)
株式数(株)
処分価額の総額
(円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 - - - -
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行っ た取得自己株式
- - - -
その他 - - - -
保有自己株式数 848,566 - - -
(注)当期間における保有自己株式数には、平成26年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取 りによる株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社グループは、効率的な企業経営のもと株主資本当期純利益率(ROE)の向上をはかり、安定的な配当の維持を基本 にしつつ、業績及び配当性向等を総合的に考慮して、配当水準の向上による株主の皆様への利益還元を行っていく方針を とっております。
また、配当の決定は通年の業績を踏まえて実施することとなるため、当社においては期中の配当は見送らせていただ き、年1回の期末配当により剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
当期の配当につきましては、普通配当31円00銭に、「連結売上100億円達成」記念配当10円00銭を加え、合計41円00銭 とすることを決定しました。
この結果、当期の連結配当性向は46.5%となりました。
内部留保資金につきましては、長期的・持続的な事業発展のため、急速な技術革新に対応し市場競争力を強化するため の新製品開発、優秀な人材の確保・育成、及び営業販売チャネルの開拓等に重点投資し、さらなる事業の拡大、経営基盤 の強化に努めてまいります。
当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めて おります。
なお、当事業年度にかかる剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 配当金の総額(千円) 1株当たり配当額(円)
平成26年6月25日定時株主総会決議 280,908 41.0
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次 第30期 第31期 第32期 第33期 第34期
決算年月 平成22年3月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月
最高(円) 1,000 1,000 1,130 1,099 1,485
最低(円) 732 756 800 865 1,003
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別 平成25年10月 11月 12月 平成26年1月 2月 3月
最高(円) 1,395 1,249 1,299 1,485 1,473 1,477 最低(円) 1,125 1,192 1,213 1,315 1,322 1,213
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第二部におけるものであります。